第2時間目の展開例 生活とゲームの関係を考えよう |
本時の目標
生活の中のゲーム時間を振り返り、自分の生活の中でのゲームの関わりかたを意識することができる。
ゲームの使い方が生活に与える影響について考えることができる。
本時のための準備
指導案、ワークシート、付箋紙、資料集
展開例
表中の「○○○」は、教員の発問に対する児童の応答例です。
展開例 | 指導のアドバイス |
導入・・ゲームの秘密 本時のめあてを考える(5分) 前回は、ゲームの登場人物につい て考えましたね。 アクションゲームの登場人物はどんなふうに描かれていましたか? 「やっつける人は強い、かっこよく描かれている」 「倒される人は弱い、かっこわるく描かれている」 現実との違いはどうでしたか? 「ゲームは規則がないから何をしてもいい」 「死んでも生き返る」「怖くないよう工夫されている」 「ゲームとほんとうの世界はしてもいいことが違う」 いろんな気づきがありましたね。 ところでゲームをしていると、困ることはありますか? 「時間が長くなること」「ずっと遊んでいたい」 時間という意見が多かったですね。 では今日は、生活の中でゲームとどのようにつきあっているのか、自分とゲームとの関わりを考えてみましょう。 |
前回の学習から時間が経過し意見が出ない時は、前回のワークシートを振り返ってみましょう。 ここは大切な問いです。今日は何を考える学習なのか、ゲーム時間が長くなることがなぜ問題となるのか意識できるよう、問いを板書するといいでしょう。 グループをまわり、付箋紙に意見が書かれているか確認してください。 教師の気がついたことを助言してもいいでしょう。誘導にならないように指導します。 |
展開・・ゲームと生活を振り返ろう (35分) では、グループに分かれてワークシートを記入してみましょう。気がついたことを話し合ってみましょう。 意見は付箋紙に書いていきましょう。 話し合う例・ 「1日にどのくらいゲームをしているか」 「平日と休日では違いがあるか」 「どんな時間帯にゲームをしているか」 では、グループごとに付箋紙をボードに貼っていきましょう。 (付箋紙の例) 「オンラインゲームは短い時間でちょっとずつ遊んでいる。」 「遊ぶ時間がふえている」 「みんなが一緒のとき、ゲームで遊ぶことが多い」 「最近はLINEのゲームで遊んでいる」 「帰ったらすぐゲームで遊んでいる」 「平日はそんなに遊んでいないけど、休みの日は多い」 「長い時間ゲームしている」「ゲーム以外することがない」 いろいろな気づきがありましたね。 では話し合った内容を、同じ意見ごとに付箋を整理してまとめてみましょう。 できたら、同じ意見ごとに題名をつけてみましょう。 (題名例) 内容、時間帯、友達との関係、LINE このボードを見て、どんなことに気がつきますか? グループごとに意見をまとめてみましょう。 (予想される意見) 「ゲーム時間が思ったよりも長いと気がついた」 「ipodtouchやスマートフォンを買って遊び方は変わった」 「友だちと遊んでいるとルールを守れないことが多い、なぜだろう」 |
1・付箋紙に意見を書く。 2・付箋をボードに貼る。 3・付箋を整理する。 4・グループ分けをしながら課題を考える。 ↓ グループごとに題名を付ける。 上記を踏まえて、ゲームを考える視点、課題を考えていきます。 (先生が整理します) グループをまわり、ゲーム時間の何が問題となるのか、声かけをしてください。 話し合う中で、生活とゲーム時間との関係を意識化させます。 なぜ時間が長くなるのか、友達と一緒だと遊び方がどう変わり、変わるのはなぜなんだろう、そこで何を考えなければいけないのか。 子どもの言葉で気づかせたいです。なぜそう思ったの?というように、理由を聞いてみましょう。 |
まとめ・・ ふりかえり (5分) 今日の学習で気がついたことをワークシートに記入しましょう。 それでは、感想を発表してください。 |
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