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子どもとゲームのつきあい方を考える

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ゲームの秘密を探ろう。子どもがゲームのつきあい方のルールを考える指導案。

はじめに

 多くの子ども達が毎日遊んでいるゲーム。問題が多い、ゲーム時間が長いのは悪影響と言われている割には、使い方のルールもなく親も見て見ぬふりとなっているのが現状ではありませんか? さらに最近では、小学生がオンラインゲームに長時間興じているケースも増え、年齢にふさわしくないものも多くみられます。しかし、ゲームには他の遊びにはない独特の面白さや魅力があり、子ども達は知らない間に夢中になっているのに気付かない状況です。

 そこで、ゲームの魅力を考え、どのようにつきあうことが必要なのか、また夢中になるしくみや開発者の意図や技法、表現内容などを理解し、みんなで協力して分析、整理し、ゲームの有用性と悪影響の両面を考え、ゲームや様々なメディアとのつきあい方を自分で決める教材を準備しました。

教材の概要

 全体は下表のような5時間分の指導案になっていますが、子どもの実態に応じて必要な部分のみを学習することも可能です。教材の使い方等を参考にしていただき、実践してください。

ゲームミクシの指導内容

 次数  授業内容
 第1次  ゲームの登場人物について考えよう (1時間)
  ゲームの登場人物の分析を通し,なぜゲームには年齢区分(レーティング)があるのか考える。
 第2次  生活とゲームの関係を考えよう(1〜2時間)
  ゲーム時間を振り返り,生活の中でのゲームとのかかわり,ゲーム利用時間を意識する。
 第3次  ゲームを作る人のお話を聞こう(1時間)
  ゲーム制作者の映像を視聴し,ゲームはどのような意図,目的を持って作られているのかを考える。
 第4次  ゲームを作ってみよう(1〜2時間)
  ゲーム制作を通じてゲームが作られるしくみを考える。
 第5次  ゲームのルールを考えよう(1〜2時間)
  ルールを考え,広報するポスター,チラシ等を共同し制作する。
ゲームミクシの指導内容(低学年版)

 次数  授業内容
 第1次  ゲームとうじょう人ぶつのひみつ (1時間)
  テレビやゲームの登場人物のアクションは、現実の暴力とは違うことがわかる。
  テレビやゲームの登場人物や場面設定の、特徴やパターンを知る。
 第2次  ゲームにむちゅうになると(1時間)
  自分の思いのままに行動してしまう弱い心に打ち勝ち、よく考えて行動することで気持ちのよい生活を送れることに気付き、節度ある生活をしようとする態度を育てる。

NEWSお知らせ

2015年9月
低学年版を追補しました。

2014年10月
JAET全国大会で報告しました。

2014年10月
サイトをオープンしました。

2014年6月
兵庫県尼崎市、京都府京都市の小学校で実践授業をしました。


教材開発に携わった方々
 企画・制作・実践 今度 珠美(鳥取大学大学院)
 制作 菊地 弘明(東京都八王子市立南大沢小学校 主任教諭)
西尾 典洋(目白大学社会学部メディア表現学科 専任講師)
幸 かおり(宇治市立槇島小学校 教諭)
原  克彦(目白大学社会学部メディア表現学科 教授)
 監修 酒井 統康(東濃教育事務所)
広瀬 一弥(京都府亀岡市立南つつじケ丘小学校 教諭) 
 実践協力 米田  浩(兵庫県尼崎市立立花西小学校 校長)
長谷川英司(京都府京都市鳳徳小学校 教諭)
 協力 株式会社ディー・エヌ・エー 


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実践事例写真

連絡先サイト情報

gamemiksi@gmail.com
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